ブロードラインは、４つのお薬が配合された猫の為のお薬です。

それぞれの有効成分は異なる寄生虫に対して効果があります。

有効成分と対象寄生虫を知り、どのようなときに使うべきかを理解していきましょう。

ブロードライン 最安値の購入方法は

楽天やアマゾンなどのモールでは通販はなく、動物病院などの一般価格では、1本当たり1500円〜2000円前後の価格帯が相場となっています。
最安値価格では、1本当たり850円前後です。

ブロードラインの有効成分と対象寄生虫

「フィプロニル」「（S）-メトプレン」「プラジクアンテル」「エプリノメクチン」の４つのお薬のうち、「フィプロニル」と「（S）-メトプレン」は、昔からあります「フロントラインプラス」と同じ成分です。

「フロントラインプラス」と同じ成分ということから分かる通り、ノミとマダニに対して有効な成分となります。

「プラジクアンテル」は「ドロンシット錠」と同じ成分ですので、猫の寄生する条虫類に効果を発揮します。

「エプリノメクチン」は「フィラリア」の予防駆除に対して、効果を発揮します。

ミミヒゼンダニには効果がありません

残念なことに、耳ダニには効果がありません。
耳垢の検査で耳ダニが発見されたときには、ブロードラインのみでは駆除予防は出来ません。

しかし条虫が発見されたときには、ブロードラインが開発される前までは殆どの病院で２種類のお薬を処方されていたかと思いますが、ブロードライン1つで対応出来るようになりました。

ブロードラインは他のお薬に比べて高価ではありますが、２種類のお薬を処方してもらうよりはお安く済みますし、1つでＯＫな所が嬉しいお薬ですよね。
条虫が発見されたときには、ブロードラインを使うことをオススメします。

ブロードラインの使い方は？

ブロードラインは、体重によって使用するサイズが異なります。
愛猫の体重を測り、体重に合ったサイズを使用しましょう。

ハサミマークの所で、切り取って中身を出しましょう。
説明書のイラストでも分かるように、愛猫の首の後にブロードラインを垂らして使用します。
この時、猫の首の後の毛をかき分けて、なるべく皮膚に直接ブロードラインを垂らすように心がけて下さい。
毛につかないように注意しても、ブロードラインを垂らした周囲の毛はベタベタした感じが続きますが触らないようにしましょう。

ブロードラインの容器は、先の尖っていない注射器のようなシリンジになっています。
後ろから、ゆっくり指で押し出して使用します。

ブロードラインが冷えていると、冬など寒い時は猫ちゃんが冷たさに驚く場合がありますので、なるべく常温にして使用しましょう。
猫ちゃんの飼い主さんには、多頭飼いの方が多いと思います。

お互いに舐めってしまってはＮＧですので、ブロードラインの投薬後は暫く一匹で過ごせるように配慮してください。

投薬後は、２日間はシャンプーや水浴を控えることが望ましいと説明書にもありますので、シャンプーの予定のある場合は、ブリードラインの投薬の前日までに済ませましょう。