これから猫をご家庭に迎え入れるという場合に、初めて猫を飼う方はオスとメスどちらを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
単純に好みで選んでもいいかと思いますが、家族として共にしていく存在なので、性別による違いも重要になってきます。
そこで今回は初めて猫を飼う際にどちらの方が飼いやすいのか、性別による特徴も合わせてお話させて頂きます。
猫のオスとメスそれぞれの性格は?
猫を飼う前に、「絶対オス猫!」「メスがいい!」など元々決めている方もいるかもしれませんが、決まっていない場合にはまず性格の違いも参考にしてみて下さい。
猫種によっても性格は様々なので一概には言えない事ですが、一般的にオスはやんちゃで遊びが好きな甘えん防と言われ、メスは大人しくクールで、
気まぐれな子が多いと言われています。
猫はよくツンデレや気分屋なんて言われる事もありますが、そういった猫らしい性格はメス猫に多いようです。
行動の違いはある?
オス猫がやんちゃで遊び好きとお話ししましたが、メス猫も遊びは大好きです。
ただ、オスの方が運動量も多く、たくさん遊んであげないと、運動不足になってしまう可能性も。
また、オスは甘えん坊で懐きやすいとされているので、そういった面も魅力ですが、マーキングをする習性を持っています。
自分の縄張りを主張する為に様々な場所にオシッコをするので、それに悩まされる飼い主さんも多いです。
猫のオシッコはとても強烈でなかなか取れないものですので、メスを選ぶという方もいます。
トータル的な費用の違いは?
オス猫のマーキングはちょっと困りものですが、メス猫も発情期にはトイレ以外の所でオシッコをしてしまう事がありますし、発情期中はかなり大きな声で長時間鳴いたりします。
しかし、オス猫もメス猫も子供を作る予定がない場合は去勢手術や避妊手術をすれば、これらの困った行動が軽減されます。
手術費用は去勢手術が15,000円~25,000円程で避妊手術が20,000円~3,5000円程度です。
手術自体はオスの方が安い傾向にありますが、オスはメスよりも大きくなりますし、運動量も多い分餌代は多くかかります。
その他にも、病気になってしまったら治療費は当然かかりますが、ワクチンや手術や餌代など、猫を飼う前から分かっている費用を合わせると、メス猫の方が経済的と言えるでしょう。
まとめ
オス猫とメス猫の様々な違いについてお話させて頂きましたが、これらをトータルして考えると、初めて猫を飼うという方にはメス猫の方がいいかもしれません。
マーキングや費用、大人しいという性格からも言える事ですが、もし特にこだわりがないならメス猫のが飼いやすいと言えます。
しかし、飼い主さんの好みにもよりますし、同性の方が気持ちが伝わりやすいとも言われています。
猫を飼う際には「飼いやすいか」もポイントですが、オス猫もメス猫も飼ったことがある私としては、どちらにもそれぞれの良さや魅力があります。
初めて猫を飼う方は飼いやすさも参考に、「この子!」と思えるようなインスピレーションを大事にしてもいいと思いますよ!
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